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免疫療法

ハウスダスト、スギについては、注射による免疫療法が行われていました。
ダニ、スギには、舌下免疫療法が登場し、ダニは小児適応拡大となりました。
スギも液体から、舌下錠が発売されます。
一方で、スギの注射免疫療法は、シーズン中の効果が高く、
今年はスギ、ヒノキとも飛散がすさまじく、スギエキス接種によりかなり助かった方々もいます。
ますます免疫療法が注目されています。


スギ舌下療法

ダニアレルギー性鼻炎に、ダニ舌下錠が発売され5年以上経過しました。
今年はスギ花粉が酷く、急遽スギ舌下療法始められた方もいるようです。
このため導入剤が間に合わなくなる事態が発生しました。
本来シーズンオフから開始し、3年以上継続することが推奨されています。
スギ舌下免疫療法により、かなり花粉症が軽くなった方々もいます。
今年も注射液による治療を希望される方も、たくさん来られています。


吸入ステロイド

喘息に有効な吸入ステロイドです。気道の炎症を抑える作用があります。
ステロイドといっても副作用は強くありません。
肺炎になりやすい人や、口腔内のカビなどの感染に注意はしてください。
気管支拡張剤との合剤のほうが効果もあり、安全です。
当院でも咳が続いている方に吸入が使われていることが多くなっています。


慢性副鼻腔炎

通称、畜膿です。
老若男女問わず、最近増えているようです。
鼻が詰まって、鼻水が喉の方に垂れる後鼻漏を生じ、咳が出る人がいます。
抗生剤、去痰剤が有効なことがありますが、なかなか効果が無い時は手術も検討します。
耳鼻科で上顎洞などのレントゲンを撮れば、はっきりします。
手術に関しては、耳鼻科の先生と相談します。


食事と高血圧

50~60才男性は、メタボリック世代(院長もそうです)、濃い味が好きで、
高血圧になる方が増え、太った方が増えています。
これに対し女性は、60~70才に自由になってよく食べ、高血圧の人が増えているとのことです。
また、20~30才女性はやせており、タバコを吸う人が増え、生まれてくる子供は年々小さくなって、
内臓も小さいのに、洋食などに慣れ、体はメタボリックになっていくようです。
食事は、年をとってくると小さい頃の食事を好むようです。
高血圧の予防にも、小児期の食事から気を使う必要があるようです。
血圧は家庭での朝の血圧が大事といわれています。
朝に血圧と体重を測ってみましょう。




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